2015年、ありがとうございました
今年も残すところあと何時間かとなり、時が過ぎるのは年々早く感じるなと思います。
冬の風物詩、宮前町のクリスマスイルミネーションも点灯期間を終えました。
宮前町イルミネーション2015
2013、2014の写真がついに飾られました。
15枚目がまもなく追加されます。
12月20日の点灯式。
とても多くの方がその瞬間を見守りました。
大山会長の挨拶の後、カウントダウン。
5、4、3、2、1、0!
点灯です!
地域の方々だけでなく、カメラを携えた方や、小学生も参加。
とても賑やかな点灯式になりました。
その後、集会所でカラオケ大会!
途中で夕張高校の生徒さんが差し入れをしてくれました。
今後も交流の機会を持ちたいということで、どのような展開になっていくか楽しみです。
イルミネーション7日間のGallery
すこしでも雰囲気をお楽しみいただけましたでしょうか?
2015年、お世話になりました
清水沢プロジェクトは、今年5月から急に活動が活発になりました。
というのも、代表の佐藤が所属していたNPO炭鉱の記憶推進事業団を離れ、夕張での活動に専念することになったからです。
以前から継続していた発電所・ズリ山・駅での活動の他に、急にバタバタと「宮前集会所清水沢コミュニティゲート」を作ることになったり、毎月まちあるきをやってみたり。
やることは増えましたが、理想とするまちの姿には、一歩一歩近づいているような気がします。
2009年に提出した修士論文では、私はこの地域を有形無形の炭鉱遺産が残る非常に貴重な地域として位置づけました。これらの炭鉱遺産に対して地域の人々が誇りを持ち、それに関心を持った地域外から来る人々と交流することでまちづくりを進めていくということを、「清水沢エコミュージアム構想」としてまとめ、実際に地域の皆さんの前で発表させていただきました。
あれからまもなく7年。アートプロジェクトなど、思いもしない切り口でのアプローチもありましたが、10年かけて進めていくこの構想は、着々と歩を進めてきています。
その一方では、大規模な住宅移転対象地区になったり、JR清水沢駅が無人化されるなど、地域は目に見えて衰退していっています。
地域の外のファンとともに歩んでいくことで、少しでも衰退するスピードが緩やかになったら。
今いる人達が誇りを持ち、それが次の世代へとつながっていくことで、将来にわたっても心が豊かな誇りあるまちでいられたら。
その主軸になるのは、清水沢に残る炭鉱の記憶の活用なのではないかと思います。
これからも引き続き、温かくご支援くださいますようお願い申し上げます。
そして、ともに歩んでいく仲間として、活動に参画してくださる方が増えることを願っています。
最後となりましたが、3月14日に急逝された、元電力マンの小西良一さん。
私たちのとても良き理解者でした。
何もお返しできないまま、お別れをする間もなく旅立っていかれたのが残念でなりません。
よい報告ができるよう、これからもここでがんばっていきます。
ありがとうございました。
来る年が皆様にとって素晴らしい年になりますように。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。
清水沢プロジェクト 佐藤真奈美