「宮前町浴場閉鎖方針撤回を求める署名」について夕張市長に署名簿の提出を行いました
本日3月4日、「宮前町浴場閉鎖方針撤回を求める署名」について夕張市・厚谷司市長に署名簿の提出を行いました。

私どもは2月17日〜3月3日の間、こちらの内容を訴え、署名活動を行いました。
その結果、夕張市内に限らず、国内外から直筆署名1,326筆(うち、夕張市内を住所とする方883筆)、オンライン署名3,206筆、合計4,532筆の署名が集まりました。
約2週間で人口6,000人のうちの15%近くの市民が署名を行ったことになり、市民の関心の強さを私どもも強く感じることになりました。
また3割が夕張市外からの署名ですが、夕張出身者のコミュニティから厚くご支持いただいただけでなく、全国各地、海外からも直接郵送費をかけて署名を送付していただきました。
オンライン署名のほうも、最後の半日で2,500筆以上急増し大変驚きましたが、普遍性のあるテーマであり、広く共感いただいたものと考えております。
また、これまで地域に関わりを持ってくださった有識者の方から夕張市へ対する意見書も15通預かり、合わせて提出を行いました。
意見書の内容については、執筆者の方から公開許可をいただき次第、こちらで公開を行います。

市長は、「公衆衛生施設としての役割は終わったという方針であり、期限を迎える地下タンクの問題もある」と、現時点での方針の転換を否定しましたが、「生きている炭鉱遺産」という見方や、コミュニティ維持という新しい仕組みへの転換という考えについては検討の余地を残し、「署名、意見を改めて確認したい。」と述べました。
また総合戦略については「清水沢プロジェクトの活動と清水沢エコミュージアムの活動をどうしていくのか、今後のあり方を協議して検討したい。」としました。
これだけの動きとなったことで、市議会でも様々な方向から議論されることになりそうです。
私どもとしましては、議会で行われる議論の行方を見届けつつ、私ども地域住民や浴場の存続を願う多くの人々が地域の未来に希望を持つことができる施策が実施されるよう切に望んでおります。そして、これからも地域にとって大切な宮前町浴場を大切に守っていく所存です。
2025年3月4日
宮前町内会
宮前町浴場利用組合
一般社団法人清水沢プロジェクト
有識者意見書
有識者15名のうち、一般公表に同意した方の意見書(資料部分は含まず)を掲載しています。
(3月7日:14名分を掲載しています)
※提出時初稿から誤字等を修正した方もいます。