第20回住まいのまちなみコンクール「住まいのまちなみ賞」を受賞しました
一般社団法人清水沢プロジェクトは、一般財団法人住宅生産振興財団、一般社団法人すまいづくりまちづくりセンター連合会主催「第20回住まいのまちなみコンクール」において、「住まいのまちなみ賞」を受賞しました。
▽第20回住まいのまちなみコンクール 審査結果
https://www.machinami.or.jp/pages/contest_result20.shtml
本賞は「良好な景観が形成されている、もしくは形成の過程にある一体的な住宅地において、住まいのまちなみの維持管理活動を行っている団体」を対象とした賞で、近年は各種の社会的課題に対応した先進的なまちなみづくりの活動、集合住宅地も対象となっています。
私たちは、現在と未来の市民、それに関わる人々が誇りを持てる地域を作ることを目指し行動する指針として独自の地域計画「清水沢エコミュージアム構想」を元にしたまちづくりを行っています。その中心となる旧炭鉱住宅地の景観と文化の価値を広く問いかけることを目的に本賞に応募し、2024年10月の現地審査会を経て、受賞が決定したものです。現地審査では、当地区のまちなみの維持に努力を重ねてきた清栄町さつき町内会と宮前町内会の役員にもご参加いただき、地域の歴史と現状、課題について審査員の先生方と意見を交わしました。
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受賞団体名は当団体ですが、市営住宅地のまちなみの価値が評価されたことは明らかです。また受賞団地名は「清水沢エコミュージアム」です。夕張市は総合戦略で「清水沢エコミュージアムプロジェクト」を施策の一つとしており、このような取り組みの全体が評価された、「地域全体でいただいた賞である」と考えています。2月10日には厚谷司夕張市長を訪問し、受賞の報告とともに、市長に祝意をお伝えしました。
今後3年間に渡って活動支援をいただけることになっています。両町内会と地域住民のみなさんのこれまでの労をねぎらいつつ、受賞を祝う場を設けるつもりです。またこの場は、地域の縮小が進み、様々な課題がある中での今後のまちなみのあり方について、考える機会にもしたいと考えています。
授賞式は7月に東京で開催されます。