地域おこし協力隊・2022年8月の活動報告

昨年から清水沢プロジェクトでは、夕張市地域おこし協力隊(子ども・子育て支援部門)支援業務を夕張市より受託しています。
前隊員の退職により欠員状態となっていましたが、8月1日より夏思雅(か・しが)が着任し、支援業務を再開することになりました。

中国四川省出身で、幼児教育を専攻し、子どもに関わる仕事をしたいと埼玉県から転入してきました。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

厚谷市長より委嘱状をいただきました

8月の活動報告

8月から清水沢プロジェクトに所属して活動している地域おこし協力隊、夏思雅(カ シガ)です。

この一ヶ月は夕張のことを学習しているうちに、あっという間に過ぎていきました。音楽フェスティバルなど活動を手伝わせてもらったり、地域のことを勉強したり、子ども・子育てに関わる機関に挨拶へ行ったりしました。いろいろな体験ができました。

着任したタイミングがよく、7月29日〜8月7日開催の「音楽フェスティバルdeりすた」の受付と、8月11日〜21日開催の「旧夕張市美術館収蔵作品展」の展示を手伝うことができました。たくさん音楽に関わる方が来て、歌ったり、楽器を演奏したりしました。また、たくさん普段見ることができない美術作品を展示でき、夕張の炭鉱の歴史をよく学習できました。

 それから、地域おこし協力隊員の研修として、本間副市長から日本の国のシステムと夕張市役所について学びました。外国人の私にとって、とても勉強になりました。また、清水沢プロジェクトの研修では、これから地域の炭鉱遺産を使って、子どもの原風景を育くむ場つくりという目標を理解しました。その上で、一年の活動計画を作りました。これから計画に沿って、徐々に進めていく予定です。

 中旬に、市内の乳幼児健診を手伝いました。健診の場所を作ったり、子供たちの身長を測ったり、消毒したりしました。夕張に来て初めてこんなに多くの子供を見ました。皆さん、ぜひ健康で楽しく成長してくださいね。

8月27日にくれよん会に参加しました。春に植えた野菜は収穫を迎え、収穫した野菜を使って、文化スポーツセンターでピザを作りました。美味しかったです。

月末からは子ども・子育てに関わる機関への挨拶まわりを始めました。まずはゆうばり小学校・夕張高等学校と丘の上こども園へ行きました。挨拶と同時に「ヒアリング」という事でいろいろなことを聞き、とても勉強になりました。これから連携できることはたくさんあります。9月も引き続き各機関へ挨拶に行きます。

下旬には、新しくゆうばりっこページのInstagramアカウントを開設しました。去年に作ったFacebookアカウントと連携して、これから子ども・子育ての情報と子どもたちの活動姿を投稿するつもりです。皆さん、ぜひフォローしてくださいね。

 そのほか、りすたで七夕飾りを手伝ったり、宮前町盆踊りの準備と参加をしたり、夕張の歴史を勉強できる鹿ノ谷ゼミナールに参加したりしました。

 この一か月少しずつ仕事の流れを勉強して、地域のみなさんと話して、夕張のことをだんだん深く認識しています。これから、地域の人々お互いに尊敬する関係を構築しながら、子ども・子育て支援に力を出します。

夕張市地域おこし協力隊
子ども・子育て支援担当
夏思雅