夕張市地域おこし協力隊(子ども・子育て支援部門)の支援業務を行います

一般社団法人清水沢プロジェクトは、夕張市地域おこし協力隊(子ども・子育て支援部門)支援業務委託を公募型プロポーザルでの審査を経て、事業受託することになりました。

3月に夕張市地域おこし協力隊として着任した新冠町出身の細井百(ほそいもも)が、4月からは清水沢プロジェクトに所属し活動を行います。
ちょうど届いた「森の輪」(旧清水沢小学校のエゾヤマザクラから作られました)を手に笑顔の細井。「もも」と呼んであげてください!

「こうありたいと思う地域」をつくる、人材をつくる

本事業は、「子育て支援、地域おこしの支援、地域再興に係る地域力の再生・維持・強化に関する活動などを目的とした団体(支援機関)」である当法人が、これまで夕張市の会計年度任用職員の身分で活動していた地域おこし協力隊員を雇用し、子ども・子育て支援分野を中心とした活動を行っていただくマネジメントを行うというものです。
(従来の直接雇用の部門もあります。私たちは子ども・子育て支援担当のみです)

当法人は現在、独自に策定した「清水沢エコミュージアム行動計画」に沿い、地域の誇りをまちづくりの糧にするという時間軸を意識した活動を展開しているところですが、行き着く先は未来の夕張市民にどう引き継いでいくかという点です。
実行委員会と共催している「夕張こども食堂」は、夕張らしい原風景の中で子供たちに育ってもらいたいと言う思いで続けています。子どもたちが将来このまちで暮らしたいと思えるかどうかは、いかに子どもの頃から地域に学び、愛着を育むことができるかどうかです。子どもの原風景を育む場づくり。これが私たちの子ども・子育て支援活動の目標です。

また私たちは、地域がこうあるべきという明確なポリシーを持ち、実際に行動してきました。私たちのいわば「勝手に地域をおこしてきた」経験は、夕張という地域に関心を持って移住してくる協力隊員の活動に資するものであると信じます。私たちもすでに人を育てるべき局面を迎えており、理念を共有する仲間を育てるという点で支援事業に意義と使命感を感じました。

雇用することになる隊員は2名で、もう1人はこれから募集することになります。
私たちが預かる隊員が、地域で活躍することができる人材に育つよう、ともに支えていただけましたら幸いです。
みなさま、よろしくお願いいたします。