活動日誌 |「忘れない歌」夕張にかつてあった小学校の校歌 2019年2月26日(火)
衝撃的な告白とともに始まったのぞみ小学校の収録。撮影中、お腹がねじれるまで笑ってカメラを止めたのは初めてでした。笑
注意: 数ある面白い話の中でこれはほんの一部です。
紅葉山小に入学した明香さんは2年生の時に紅葉山が閉校し、統合して3年生からはのぞみ小に通いました。のぞみ小になった時にスクールバスができたのですが、段々と児童が減っていくことでバスではなくタクシーに変わったそうです。
去年、バス停がなくなったのですが明香さんの自宅から3軒先の「北上前」(北上さんの家の前)というバス停からスクールバスに乗ったそうですが、そこからバスに乗る児童は明香さんだけなので、なんで乗るのは私だけなのにあそこまで歩かなきゃいけないんだ。と不満を持った明香さんは、バス停を動かすことにしました。(え!!) それから毎日バス停を自分の家の方向へバレないように少しずつズルズルと転がして持って行ったそうです。(か、可愛い… 笑) でも、バレて夕鉄バスに戻されてもまた移動して… という静かな闘争を繰り広げた結果、明香さんの家の前が「北上前」の定位置になったそうです。笑
インタビュー中にお父様が、一言、「ま、明香だけじゃないからねー」っと…え!? 実はその地域住民が代々「北上前」を動かしていたそうです。笑
そんな動かせるバス停を最後に動かしていたのが明香さんだったようです。動かす手つきが、経験者の手つきでした。笑
「こんなこといいな。できたらいいな。」を実現した明香さん!あっぱれです!笑
途中お母様も入ったインタビュー撮影は爆笑の中無事終了。
今回の滞在制作でこれが最後の撮影でした。
面白いお話の数々ありがとうございました!
のぞみ小学校
藤田貞雄 作詞
斎藤正純 作曲
一、
仰ぐ山なみ 雲晴れて
うた声高く すこやかに
学びきたえて むつまじく
若木の命 のばそうよ
のぞみ のぞみ
われらの のぞみ小学校
希望の明日が よんでいる
二、
大空高く 陽はのぼり
仰ぐひとみも さわやかに
学びみがいて むつまじく
若木の命 のばそうよ
のぞみ のぞみ
われらの のぞみ小学校
はるかな夢が よんでいる
三、
心ひとつに 手を握り
笑顔明るく はれやかに
学び励んで むつまじく
若木の命 のばそうよ
のぞみ のぞみ
われらの のぞみ小学校
はばたく未来が よんでいる
(文・写真/菊池史子)