夕張市民文化祭2024でりすた文化大賞を受賞しました
11月1日から10日まで、拠点複合施設りすたにて「夕張市民文化祭2024」が開催されています。
清水沢プロジェクトは「清水沢まちあるき100回・回顧展 まちあるき文化祭」を出展しました。
清水沢まちあるきは2015年5月に開始し、今年1月に100回を迎えました。今回の展示では、まちあるき参加者のみなさんが撮影した写真・映像や各自が制作した資料類約60点を、まちあるき100回のふりかえりとともに展示しました。
その結果、これまでの継続的な取り組みが評価され、「第4回りすた文化大賞」の大人の部を受賞しました。11月6日(水)14時から授賞式が開かれ、まちあるき参加者の方といっしょに小林広明教育長から表彰していただきました。
これはのべ650人のまちあるき参加者がみんなで作った作品です。みなさんに「おめでとう」と言いたいと思います。
授賞式の様子はこちら
教育委員会のみなさんが、「りすた文化大賞」の花をつけてくれました。
あわせて教育長からの講評も掲示されました。
作品紹介
今回は多くのまちあるきメンバーが関わってくれたので、紹介しますね。
大判の風景写真
高橋智敏さん撮影。1976年に撮影した宮前町・清栄町・清陵町と、2018年にズリ山から撮影した反対方向です。古い方は電力所住宅や清水沢炭鉱の選炭機、そしてDLで牽引される石炭貨車がはっきりと写っていますね。
今回の”まちあるき文化祭”は、高橋さんから「この写真を市民文化祭で展示してほしい」と、印刷費用がいくらかかったのかわからない170cm超の大判印刷写真を託されたところから着想しました。
目を引くこの写真を見ている方が一番多いです。笑
映像
夕張新聞・小林直樹さん撮影。2017年9月と11月の2本です。なくなったものが多く今となっては貴重な映像なのですが、「え、この人が映ってる?!」という点でも貴重です。
写真
まちあるき参加者が撮影した、「これは楽しかった」「面白い発見をした」というような思い出に残る写真です。10月26日のまちあるきとFacebookで呼びかけただけで、8名の方がすぐに写真を送ってくれました。
2016年の11月に参加された美川さんは、学生時代に訪れた長寿庵さんの思い出に触れるためにまちあるきに参加しました。残念ながらご主人は亡くなったあとでしたが、ご兄弟の五津屋さんのお店を訪問しました。
毎年12月の恒例行事「まちあるきクリスマス会」の写真も数点。商店街のショッピングラリーに参加するために買い物をし、その後くじ引きでプレゼント交換会を行います。洗剤やゴーグルの写真は、当たったプレゼントです。だいたいこういうものは、岩森金物店の掘り出し物なのですが…!
清水沢駅、南清水沢駅の写真もありますね。南清水沢まで行ったらJRに乗って清水沢に戻ってきていました。廃止後は、その役割はバスに変わりました。高橋さんが個人的に作ったグッズ「バス停型キーホルダー」の写真も。
通行人の目を引く炭鉱マンコスプレの二人の写真も多いですね!
これらの写真は、清水沢まちあるきのできごとを表した年表のまわりに、ほぼ時系列に沿って展示しました。青いグラフのようなものは、参加人数の変遷です。
資料
清水さんや高橋さんがよく自前の資料を持ってきてくれます。松本さんは、鹿之谷ゼミナールなど過去に夕張で参加したイベントの資料や新聞の切り抜きなどをスクラップしてくれていました。
1月の100回のときに振り返ったスライドにその後の9回分も付け加えたファイルも置いています。
年表とファイルだけが主催者が作ったもので、あとはすべてまちあるき参加者の人達がつくったものです。
ねえ、まちあるき文化祭でしょう?
なお、「子どもの部」を受賞した中1の切り絵作品はこちら。
会期はあと2日間です。ぜひご覧ください。
https://www.city.yubari.lg.jp/site/risuta/1661.html