竹中琢視さん卒業論文報告会を開催します
清水沢プロジェクトがサポートしていた、立命館大学文学部人文学科地域研究学域地理学専攻4回生・竹中琢視さんの夕張市民向けの卒業論文報告会を開催します。
竹中さんは、卒業論文のテーマに「鉄道路線の廃止を伴う公共交通網の再編が住⺠に与える影響―北海道夕張市を事例に―」を選び、アンケート調査を中心として卒業論文を執筆しました。
2019年のJR石勝線夕張支線廃止から2年、それと前後して行われてきた交通体系の再編を夕張市民はどのように捉えているのか、また過疎地域における公共交通の役割や価値とは何かを、地理学の視点から考察しました。
コロナ禍で夕張に滞在してのフィールドワークは叶いませんでしたが、市内の29地区2202名を対象とした郵送アンケートを行い、557名(回収率25.3%)の回答を得て分析を行いました。
清水沢プロジェクトは、構想段階からオンラインでのフィールドワークや夕張市民らとのトークイベント開催で支援を行い、アンケート調査には共同研究者として関わりました。
このたび竹中さんは夕張を訪れて、直接夕張市民のみなさんに報告する機会を検討していましたが、年明けからの新型コロナウイルス感染症の再拡大により、京都からの来訪を断念しました。
代わりに京都の竹中さんと、拠点複合施設りすたの会場をオンラインで結び、画面の向こうからではありますが、卒業論文の内容と研究を通じて考えたことを市民のみなさんに報告していただきます。
日時
2022年2月5日(土)13:00〜14:30
場所
拠点複合施設りすた多目的ホール(夕張市南清水沢4)
オンライン(Zoom)参加可能
※講演者はオンラインで参加します
対象者
夕張市民
関心を持つ市外の人(りすたの開館状況にもよりますが、感染予防のため極力オンライン参加をお願いします)
参加費
無料
お申し込み
オンライン参加者のみ、以下からお申し込みください。
会場参加者のお申込みは不要です。
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