JR新夕張駅展覧会「夕張駅・三代―時代とともに動いてきた駅―」

JR新夕張駅展覧会の展示替えを1年9ヶ月ぶりに行いました。
新しい展示は「夕張駅・三代―時代とともに動いてきた駅―」です。

今回は、過去に存在した3代の夕張駅にフォーカスを当てました。
まちの変遷に合わせて位置を移動した鉄道駅の役割や、現在の新夕張駅が今後の夕張のヒト・モノの結節点として重要な役割を担っていることに思いを馳せていただけたら嬉しいです。

 今回の写真は一般の方から集めたものです。Facebookグループ「北海道夕張市ゆかりの会」での呼びかけに応じてくださった方や、「みんなで作る夕張の記憶ミュージアム」に寄せていただいた方から集めた、初代夕張駅(1892~1985年)11点、2代目(1985~1990年)5点、3代目(1990~2019年)7点、あわせて23点を展示しています。

夕張駅・三代―時代とともに動いてきた駅―

あなたが思い浮かべる「夕張駅」はどんな姿ですか?巨大な選炭場を背景にした重厚な駅でしょうか。貨車をつなげた駅でしょうか。それとも、三角屋根の小さな駅でしょうか。

時代とまちの変遷とともに3回の移転を繰り返した夕張駅も、2019年、夕張支線とともに126年の歴史を閉じました。しかし、夕張駅とともに開業した紅葉山駅は新夕張駅と名前を変えた今も大動脈の一部として活躍中。もしかしたら新夕張駅は、これからの夕張のヒト・モノの結節点としての役割を担う、”心の4代目夕張駅”なのかもしれません。

今回の展覧会は、「みんなでつくる夕張の記憶ミュージアム」に寄せられた、アルバムにしまっておいた”普通の写真”がメインです。あなたのアルバムの中にもあれば、ぜひ教えて下さい。

―まだまだ夕張は、鉄道とともに生きています―

会期

2021年1月31日~当面の間(1年ほど)

時間

始発から最終まで

場所

JR新夕張駅待合室(夕張市紅葉山/JR石勝線)

主催

一般社団法人清水沢プロジェクト

共催

三菱大夕張鉄道保存会、夕張の記憶ミュージアム実行委員会

協力

JR北海道新夕張駅
写真提供者
・土屋 義次さん(故人)
・矢野 友宏さん
・東 日出男さん
・松原 久さん
・恩田 英史さん
・土屋 聡さん
・齋藤 和治さん
・菅原もと代さん