夕張清水沢アートプロジェクト2011

札幌ビエンナーレ・プレ企画地域連動アートプロジェクト

プロジェクト概要

日本経済の発展をエネルギー面から支えてきた北海道の炭鉱。なかでも夕張の石炭は、最高級の原料用炭として重宝された。30年前まで炭鉱が操業していた清水沢地区には、今でもズリ山や炭住が残り、そこに住む人々の間には炭鉱コミュニティが息づく。
100年にわたる炭鉱の歴史、その後の脱炭鉱の歩み、2006年の財政破綻など、光と陰の両極を経験した夕張。かつての記憶が薄れゆく中、空知各地の炭鉱電力の中枢であった「旧北炭清水沢火力発電所」から、アートの力で炭鉱の記憶を掘り起こすメッセージを発信する。

主催
NPO炭鉱の記憶推進事業団

共催
札幌ビエンナーレ・プレ展実行委員会

後援
北海道空知総合振興局・夕張市・夕張市教育委員会

特別協力
東亜建材工業(株)

協力
札幌市立大学・CAI現代芸術研究所・清水沢商店街振興組合・清水沢清栄町さつき町内会・清水沢町内会・清水沢宮前町町内会・(株)セヰモク(株)・ネクスト夕張・北海道企業局・北海道旅客鉄道(株)・三菱大夕張鉄道保存会・夕張地域史研究資料調査室・夕張リゾート(株)

助成
公益財団法人秋山記念生命科学振興財団
財団法人文化・芸術による福武地域振興財団

アートディレクター
上遠野敏

会期
9/17、18、19、23、24、25、10/1、2、8、9、10、15、16(9/17~10/16の土日祭13日間)

公開時間
10:00~17:00(最終入場16:30)

メイン会場
旧北炭清水沢火力発電所

公開無料

オープニングセレモニー
9月18(日)14:00~15:30

 

地域固有の宝である「炭鉱の記憶」を手がかりに、空知産炭地域の活性化を目指して活動しています。空知の各地で、地域の外と中の人たちの交流を仲介することによって、新しい動きを生み出しています。
健康な地域づくりのためには、医療的なサポートはもちろんのこと、生きるための希望と活力の創出という心のサポートも同時に推し進めることが必要です。ここ清水沢では、地域固有の宝である「炭鉱の記憶」を活かし、地域の外と中の人たちが交流し、共に歩んでいくことを目指して活動します。

 

地域と外部が出会う拠点→終了しました。

夕張市にご協力いただき、炭鉱住宅として作られた現在の市営住宅を2戸賃貸。
そのうちの一戸をインフォメーションセンターと地域との交流窓口機能を持つ現地拠点「清水沢連絡員詰所」として開設しています。
「連絡員詰所」の名称は炭鉱にあった連絡員詰所にちなんでおり、炭鉱の連絡員と同様、NPOと地域の接点として、また外部の人々と地域の人々との接点として活動します。

NPO炭鉱の記憶推進事業団
清水沢連絡員詰所
清水沢宮前町 宮コ48‐1
(本間ストア斜め向かい)

連絡員不定期駐在